寒い日で、ココアに生クリーム入れて飲んでます。
激甘。
なのにほっと癒される。
たまにはこういうのもいいかもね。
身体に良くない糖分過多も。
さて。今日の絵本は。
「10ぽんのぷりぷりソーセージ」でゴザイマス。
よく見ないと分からないけど…分かるかな?
スポンジボブに似てるんですよね。
絵の雰囲気が。
作者を調べてみたけど違うみたい。
スポンジボブの作者はステファン・ヒーレンバーグだって。
話の内容もスポンジボブみたいにブラックジョークのオンパレードだから、同じ作者だろうと思ったんだけどな。
話は戻って「10ぽんのぷりぷりソーセージ」
かなりシュールです。
10本のうち半数くらいはじけます(爆発ともいう)。
これは残り生き残ったソーセージ達のサバイバルの物語。
けれどその中でも生き残れるのは更に2本のみ…。
まぁ3歳の娘に読み聞かせるような絵本じゃないかも(汗)
この絵本に道徳観とか倫理観は求めちゃいけません。
でも娘は楽しそうに聞いていました。
おそらく彼女を惹きつけたのは。
読み聞かせた時の言葉のリズム感。
読み手であるパパママもきっと楽しい筈。
絵本を読み聞かせするのが苦手なパパママもリズミカルに読めます。
何度も繰り返される
「プチッ」と「ポンッ」がたまらない。
こういうのはね、あまり深く考えずに読むのがいいのかも。
「ここが教育上良くない」とか「子供への影響が」どうとか。
ぱっと読んで
「あー面白かったね」っていうのがいい。
だってこういうの拒否ってたら世界の名作童話なんて昔話なんてもっと酷いでしょ?
「赤ずきん」や「おおかみと七ひきのこやぎ」のようにオオカミのお腹を切って石を詰めるなんて残酷すぎる。
「花さかじいさん」のポチを隣りのいじわるじいさんが殺すのだって、「舌切り雀」のスズメが洗濯のりを食べたからっておばあさんが舌を切るなんて酷いですよね。
けれど、世界の名作童話も日本昔話も子供に読み聞かせるべきものとして位置づけられてる。
だって名作だから。
だから、スポンジボブだって「10ぽんのぷりぷりソーセージ」だっていいんです。
道徳観や倫理観を教えるのは他の絵本にお任せすればいい。
正しい絵本ばかり読み聞かせていては子供は疲れます。
その正しさから自分が外れてしまった時、酷く不安になったり自己嫌悪になるような子供に育てるよりも、清濁合わせて飲ませておいて、自分が間違った時に上手くリカバリーできるような子供の方が逞しく成長していってくれるのでは?
極論過ぎますかね(苦笑)