私が現在2歳である娘の言葉の発達について、効果があった!と実感できたもののひとつに歌があります。
言葉の発達に重要なのは赤ちゃん期に一番身近な存在であるママの話しかけ、というのはよく耳にする話ですよね。
だから保健センターでも「赤ちゃんには沢山話しかけてくださいね」なんてよく言われます。
でも実際赤ちゃんが生まれてみると…沢山話すのって難しくないですか?
言葉のコミュニケーションできる相手ならまだしも、相手は赤ちゃん。
ただでさえ大変な育児の時期に一方通行の話しかけは結構疲れます(汗)
そんな時、私がオススメするのは歌を歌うこと!
歌もまた大切な話しかけの一つ。
今日は言葉の発達を促す歌のパワーについてお話したいと思います。
ママの歌声が赤ちゃんの安心につながる
お腹の中から聞き慣れている優しいママの声。
ママの声は抱っこと同じくらい赤ちゃんに安心感を与えてくれます。
赤ちゃんはママの言動に敏感。
何を言っているのか何をしているのか分からなくても、その表情や緊張をよく読みとっています。
本来なら話しかけは優しい気持ちでできるのが一番効果があるのだけれど、育児や家事に追われているといつも優しく…という訳にもいきませんよね。
そんな時は、話しかけをするよりも童謡などの優しい歌を歌うことの方が、より赤ちゃんを安心させその脳を刺激してくれます。
童謡が苦手であれば自分の好きな明るめの歌で構いません。
ママが優しい気持ちで歌ってくれる歌は赤ちゃんの心に響きます。
もっともっとママの優しい声を聞きたいという気持ちが言葉の発達を促してくれます。
赤ちゃんの記憶トレーニングにつながる
誰にでも一つや二つ好きな歌はあると思います。
いろんな歌を歌おうと思ってもどうしても同じ歌を口ずさんでしまいませんか?
それが赤ちゃんにとっては良い効果をもたらします。
同じ歌で構いません。
赤ちゃんは繰り返されることが大好き♪
ママが楽しい気持ちで歌っている歌ならなおさらのことです。
「歌うことって楽しいんだな。自分も歌いたいな」
赤ちゃんに言葉を発したい気持ちを育ててくれます。
ボキャブラリー豊かな子に育つ
歌の単語は確実に赤ちゃんの中で蓄積されていきます。
これは確かなことです。
うちの娘は、1年前によく歌っていた歌を、言葉が上手に話せるようになった2歳に突然「これ知ってる」と歌ったことがあります。
よく乳幼児は短期記憶しかないと言われますがそんなことはありません。
そう実感しているママも多い筈。
また、歌の中には普段は使わない言葉が沢山あります。
例えば「おもちゃのチャチャチャ」
「フランス人形とびだして~♪」というフレーズがあるんですが、普段、「フランス人形」や「とびだして」なんて単語あんまり使わないですよね(笑)?
でも子供は気になる訳です。
「フランス人形ってなぁに?」「とびだしてってなあに?」って。
少し言葉が話せるようになると、小さい頃から聴いている歌の意味が気になってくる時期があります。
こういう時に本やネットの画像を見せてあげると、子供は嬉しそうに納得するんですよね。
そんなやり取りの繰り返しがその子のボキャブラリーを増やしていき、言葉の発達を促すきっかけにもなっていきます。
いかがでしたか?
歌には言葉の発達につながる要素がたくさんあります。
まずは楽な気持ちで歌を歌ってみてはどうでしょうか?
歌は赤ちゃんの言葉の発達を促すだけではなく、歌うという行為が育児で疲れたママの心も癒してくれますよ♪
(ブログ「満腹女子」よりお引越し。2018.2.15作成記事 一部編集しました。)