私を中心にして娘と大切なものがぐるぐる回ってます。

私の大事な娘、本など好きなものや気になるものについて書き綴ってます。

芸術爆発の秋を迎えた3歳娘。きっかけはいつだってどこに潜んでるか分からないのお話。

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秋です。

3歳娘の芸術が爆発しています。

写真のものはハロウィンなので一緒に作りました。

上にある折られたジャックオーランタンとコウモリは主人作。

時折、気が向いた時にこうやって折ってくれます。

下のオバケ、コウモリ、ジャックオーランタン、クモは娘と私の合作です。

 

1~2歳はシールに夢中だった娘。

3歳前に絵描き歌のDVDを図書館で見つけ、6巻まであったと思うのですが全部繰り返し観ました。

結構古いDVDのようで、大人から見ると正直あんまり綺麗じゃないし面白くない…。

でも娘は車に乗るたび観てました。

そのDVDに飽きた頃です。

娘の芸術が爆発したのは。

 

まずそれは絵から始まりました。

それまで絵というとひたすら「モシャモシャ」と称して大好きな赤を中心にいろんな色を使ってぐるぐるを描いていた娘。

パパの顔を何枚も描くようになりました。

それから、バス、花火、お花畑、うちわ、イチゴのショートケーキ…今は「桃太郎のお話~」と言って桃太郎、きび団子、桃を描き、「浦島太郎のお話~」と言って亀となぜか虹を描いたりも。

急激に絵の幅が広がりました。

描くのが難しいものは簡単な描き方を知りたがるので教えています。

「モシャモシャ」時代にも他に絵は描いていました。

けれどこんなに多様ではなかった。

最初は絵から始まった娘の爆発は、立体物へと変化し、折り紙で憧れのパフェを作り、お魚定食(焼き魚?、おかかごはん、プリン)を作り、人形を作り、おにぎりを作り…。

日々、何枚もの絵を描くことも続けながら、創作活動にいそしんでいます。

 

思うに。

絵描き歌のDVDがとても効果があったように思います。

絵描き歌はとてもシンプルです。

顔を描くなら輪郭は〇、目も〇、口は一本線のように。

幼い子供が描き易い線で構成されていることが多いです。

幼い子供が描き易い線って…大人では分かっているようで中々分からないものです。

例えば、子供には〇は描けても長丸は難しかったりします。

そういうのを娘は何度も何度も観てきっと頭の中でイメージを膨らませていた。

それがDVDを観終わった頃、娘の頭の中で何かが爆発し溢れ出した…私はそう考えています。

 

今は、パパの顔を描く時、「おかあさんといっしょ」に出てくる「ガラピコプー」のチョロミーの絵描き歌を替え歌にして歌いながら描いています。

(替え歌は私がよく替え歌をするので娘も大好きです)

 

おおきな~おまんじゅう~ありまして~(輪郭)

ちっちゃな~せんべい~描きまして(目)

おはなはおはなを描きまして~(鼻)

お口はソーセージ描きました~(口)

花火が~上がって~いまして~(髪の毛)

あっというまに~パパの~できあがり~

 

こんな風にです。

 

結局のところ何が言いたいのかと言いますと…。

子供の好奇心はどこに繋がるか分からない、ということです。

大人から見れば多くの無駄があるように思うかもしれない。

「また同じものを…」とため息つくこともしばしばあります。

何度も「読んで」とせがむ本があり、何度も「言って」と何かのフレーズをひたすら言わされたりします。

けれど。

子供の脳はそこから確かに何かを学習しています。

すぐには分かりません。

その繰り返す行為が何に繋がっていくのかは。

けれど確かに何かに繋がるのです。

 

よく「繰り返す」行為は好きなだけさせたら良いと耳にします。

例えば、それが手先が器用になるような行為であれば大人はその行為の必要性をはっきりと認識し、何度でも繰り返す子供に気長に付き合うことができます。

けれど、一見して何に繋がるのか分からないような「繰り返す」行為は…。

大人はその行為に意味がないと判断してしまうと、その行為を重要視せず、時には簡単に中断させてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

何がどこに繋がり何が子供の可能性を引き出すかは分からない…。

そう心に留めつつ育児ができたら、最高ですね。

 

 

追記

上記のように頭では考えていても現実は中々大変。

最近「きかんしゃトーマス」が気になる娘。

今日「きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち」という絵本を何気なく借りたのですが…

きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち (えいが超ひゃっか)

きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち (えいが超ひゃっか)

 

 見事なくらいに大ハマり。

結構な分量の絵本なのに今日だけで主人1回、私に至っては3回読まされました…。

正直私には苦痛(泣)

だって機関車なんて興味ないですもん。

テレビアニメのトーマスには大して興味がないのに、この絵本のどこが娘にヒットしたのかは分かりません。

でもこの絵本の内容を覚えようとしているのは確か(汗)

多分、この絵本を借りている間中読まされます。

他の借りた絵本には見向きもせず…。

明日からもほぼ毎日読まされるのかと思うと、気が重いです(泣)

子供が夢中になる「繰り返す」行為に日々奮闘中のパパママ。

今日もお疲れ様です…。