ただいま第一次反抗期真っ最中の3歳娘。
イヤイヤ期もほとんどなく終り、反抗期と言っても大したことなかったんですが…
3週間ほど前から第一次反抗期第二段階に突入したような節がアリ。
それまでの、第一段階はというと…
- 甘えが強くなる
- アカンベェをする
- わがままが通らないと強く嫌がる
こんな感じでした。
1つめの「甘えが強くなる」のはまぁ可愛いなぁと思うようにして、大して気にせず。
2つめのアカンベェは悩んだ時期もありましたが、娘のお陰で解決に至りました。
詳細はこちら↓
3つめの「わがままが通らないと強く嫌がる」というのは、元々気性が穏やかな娘のこと。
たかがしれてます。
なんとかやり過ごせてきました。
が、しかし。第二段階に突入して。
- 甘えがパワーアップ
- わがままが通らないとき、外出先でも大泣きしたり逃げ回るようになる
- 私が「やめて」と言ったことを止めず、あえて続ける
こういった特徴が多く見られるようになりました。
最初は、「少し体調が悪くてぐずっているのかな?」くらいに思ってた私。
3日目くらいになると、「ああ、これは第二段階に突入したんだ」と確信しました。
で、それから1週間くらい。
私は怒ることが増えたんですよね。
聞き分けの良かった(筈の)娘。
今までできていたことがなぜできない???
そんな気持ちでいっぱいでした。
それまでなら、娘の目を見てしっかり説得したり、怒って聞いてくれたことが今は通用しない。
私が怒っても同じことを繰り返す。
…疲れてしまいました。
反抗期は私の力で変えることはできません。恐らく娘自身の力でも。
それなら、変わるべきは親である私自身。
とってもとっても前置きが長くなってしまいました(汗)
ここで第二段階に突入して10日くらい経った頃に実践した、とりあえず子供に怒るのを止める方法をご紹介したいと思います。
これは、娘が生まれてから何度でも実践し成功した方法なので効果があると思います。
それは。
「子供に怒るのを止める、と決心すること」
?
それだけ?と思われた方がほとんどでしょう。
「それだけなら私だってやってる」と思われた方も沢山いる筈。
けれど、そう思った方であれば、その方法で正解なんです。
「怒るのを止める」と決心するまでに必要なこと、決心した後に必要なことを含めて詳しくお話したいと思います。
- 罪悪感を持つ
- 怒っても意味はないのだと知る
- 怒るのを止めると決心する
- 決心を忘れた頃にまた怒る日々を繰り返しても大丈夫
罪悪感を持つ
怒るのを止めると決心するには、パパママ自身の「罪悪感」が必要です。
「今日は怒りすぎてしまった」
「あんな風に怒るべきじゃなかった」
でもこれって、よくある感情ですよね。
怒るのを止めたいと思っていれば、必ず自分の中に罪悪感はある筈なので、この時点で「怒るのを止める」決心に必要な材料は揃っています。
あ。罪悪感は決してダメな感情じゃないですよ?
怒るのを止めるための大事な抑止力です。
だからその感情も大切に大切に。
怒っても意味はないのだと知る
反抗期の子供には怒っても大した効果はありません。
まさに馬耳東風。
そう思いませんか。
だからパパママは怒りすぎて疲れてしまう。
プラス罪悪感で心も身体もへとへとです。
ものすごーく!強く怒れば効果はあるかもしれません。
あるいは叩いたりとかも。
けれど大抵のパパママは強く怒るのも叩くのも、本当はしたくないのでは?
時折、強く怒ったり叩いていらっしゃるパパママを見かけることもありますが、恐らく自覚してらっしゃると思いますが、それは一時、子供を威圧して従わせているだけです。
威圧では子供は理解しません。
今はそれでも言う事を聞いてくれるかもしれません。
けれど、パパママであるあなたが子供にしていることを、子供は友達にしてしまうかも。
成長し家庭を持ち親になって、同じように自分の子供を育ててしまうかも。
そう考えると…怖いですよね。
あなたの日々繰り返しているような言動は子供に確実に引き継がれていくのです。
反抗期の子供に「怒っても意味がない」ことを知ると、少し楽になります。
今まで怒ってきたのはなんだったのかと、ちょっと悲しくなるかもしれません。
けれど怒った方が言う事をよく聞く時期は終わったのです。
子供はいつしか親の「怒り」を利用したしつけに、怖いながらも慣れてしまいました。
反抗期の子供に「怒っても意味がなく、大した効果は得られない」と知った時どうするか?
「押してだめなら引いてみろ」です。
怒るのを止めると決心する
怒って駄目なら怒るのを止める。
先述したように、怒りという感情は心身ともに疲労を招くだけ。
子供も怒られて悲しい思いをしますが、同様にあなたも確実にダメージを負うのです。
しかも大した効果を得られない、となればいっそのこと止めましょう。
怒るのをきっぱりと止めて、穏やかに説得を試みる。
根気が必要です。それから少しの時間と。
今まで怒るパワーがあったのですから、根気はそのパワーを使えば大丈夫。
時間は今まで怒ってた時間があるので、それと少しだけ気持ちに余裕を持たせるために時間を計算して説得を始めましょう。
はやる気持ちを抑えて、言葉を駆使し説得します。
片手間でなく、きちんと目を見て伝えれば、子供は理解は十分にできなくても、なんとなく解って言うことを聞いてくれます。
そこに怒りを含ませてはいけません。
子供は簡単に察知します。
また力で抑えようというパパママの意図を察知し、力で抵抗しようとしますから。
あくまで説得です。
意識的に冷静に話しているうちに、お互いにとって良い妥協案も見えてくる筈です。
決心を忘れた頃にまた怒る日々を繰り返しても大丈夫
「怒るのを止める」をちょっとでも上手くできたなら、それを意識して過ごしてみましょう。
数時間でも数日でも構いません。
継続して怒るのを止められたら自分を沢山褒めてあげて下さい。
けれど。
それでも、決心を忘れて、あるいは決心しても怒ってしまうこともありますよね。
でも大丈夫。
上手くいっています。
この「怒るのを止める」方法は、決心した時点で問題を解決してくれるものではありません。
決心を忘れた頃に怒る日々を繰り返したとしても大丈夫。
あなたはまた、必ず気付きます。
「あんな風に怒るべきじゃなかった」と。
罪悪感です。
罪悪感という大切な感情を持てば、必ずまたあなたの思考は「怒るのを止める」決心をすることにたどり着きます。
一度で治らなくていいんです。
何度もこの過程を繰り返して、怒りを収める術を少しずつ身につけていきましょう。
子供に対して怒る、という行為は決してなくなりません。
それは子供を愛してるからです。
子供の将来が心配だから怒る、危険を心配して怒る、親として当たり前のことです。
ただそれを感情に任せて子供にぶつけないことを親である私達は学び続けないといけません。
子供に対して怒る、という行為はまるで一生付き合っていかないといけない病気のようなもの。
ただ敬遠するのではなく、上手く付き合っていくように考え方を変えれば気持ちは楽になります。
まとめ
とりあえず、怒るのを止めたいなら。
まず「怒るのを止めよう!」と決心して実行に移すこと。
すぐにできなくても構いません。
何度決心し直したっていいんです。
決心しなかった今までの自分より、一歩「怒らない」自分に近づいたのですから。
少しでも怒らずにいられた自分を褒めてあげましょう。
もし、また怒ってしまっても大丈夫。
「あぁ怒ってしまった」と罪悪感が生まれたら、その感情を大切に「怒るのを止める」決心に繋げてください。
「もう嫌だ」とへこたれることもあるかもしれません。
怒ってしまう自分を嫌になるかもしれません。
でもそれは一生付き合わないといけない病気のようなもの。
劇的にすぐに改善することはなくても、少しずつ気をつければいつか大して気にならないくらいの程度にはできます。
どうぞ気長に。