朝。
まだ眠くて起きられず「もう少し寝かせて…」という私の横でお目目パッチリな3歳娘。
暇をもてあまして枕元に置いてある絵本を読み始めました。
タイトルは「すすめ!ゆきのきゅうじょたい」
この絵本を書いたのは娘の大好きな作家さんの一人。
最近はそれこそ毎晩のようにパパに読んでもらっていました。
いつも絵本を一人で読む時は挿絵を見て、時々どこかの単語やフレーズをぽつりぽつりとなぞるように読む娘。
でも今朝は違っていました。
私が眠たい頭で聞いていると、文章を明らかに読んでいるのです。
なんとなく覚えているフレーズは最初あたりだけ読んでそのまま空で言い、分からないところはゆっくりだけど自分で読んでいる…。
びっくりしました。
そんなに沢山読んでいるのを聞くのは初めてだったからです。
結局、娘は絵本の3分の2以上を一人で読み進めました。
聞いていて思ったことが一つあります。
これは私の読み聞かせでは出来なかったことだろう、ということ。
パパは絵本を面白おかしく読み聞かせします。
「そんなんで娘はストーリーを理解してるのかな(苦笑)?」と思ってしまうほど脱線もいいとこ。
例えばタイトルの「すすめ!ゆきのきゅうじょたい」というところでは、「すすめ!『電波少年!』」と必ず言いますし、「どうする?」というフレーズのところでは「ピカルの定理」の平成ノブシコブシの徳井さんっていう方の真似をして言います。
(私はお笑いには疎いので、何の真似か分からず、今回調べました笑)
そんな絵本の内容とは関係の無い事をひたすら織り交ぜながら読み進めるパパ。
娘はずっと爆笑です。
でも、それがしっかりと娘の頭に刻まれているのです。
間違っても、「じゃあパパのような読み聞かせをしよう」なんて思いません。
私はお笑い担当じゃないですし(笑)
でも、よくお腹の中から聞いているママの声での読み聞かせが必要って言いますよね。
私もそういった記事を書かせていただきました。
勿論ママの優しい声は子供に安心感を与え、必要だと思うのですが、一方で、全く違うやり方で行われる読み聞かせは子供の興味を惹き、脳を刺激するものなんだなぁと今回思いました。
読み聞かせに正解はありません。
話が進まなくてもOK
挿絵を見てひたすら子供と話をするのだっていいんです。
必要なのはコミュニケーション。
そして楽しく読み進めることなんでしょう。
今朝の話をパパに伝えるとすごく喜んでました。
「今日もその絵本読んであげよう♪」って。
自分が「良い」と思った子育てが良い結果につながると嬉しいですもんね。