雨が強く降ってきました。
朝は眩しいくらいに晴れていたのに。
お盆なのでお出かけに来ている方も多いことでしょう。
気をつけて運転してくださいね。
特に台風に向かって進んでいる人は気をつけて。
ちなみに、私はさっきまで何だか台風に向かってどこかへ行きたい衝動にかられてました。
今はその衝動を抑えてPCに向かってます(笑)
書きたいことは山ほどあれど時間と集中力が足りず…(汗)
さあて今日は何書こうかな。
決めた。
今日は久しぶりの「なんでもかんでも知育」シリーズです♪
過去記事は良ければこちらからどうぞ。
今回は「なんでもかんでも知育⑤ ブロック遊びにハマらない子供の空間認識力は工作で鍛えよう」です。
ブロック遊びは「空間認識力を鍛える」という話を耳にしたことはありますか?
立体を組み合せ、多面的に物体を見て考えることで空間認識力を鍛えることができるのだそうです。
この力、特に中学からすごく必要とされてきそうですよね。
勿論それまでも空間図形の勉強はしますが、まぁ中学受験を考えていなければそんな大きな問題にはならない、比較的分かりやすい内容のものです。
が、しかし。
中学の数学となると話は別。
じわじわとやってくるんです、じわじわと(笑)
空間認識力のない子供でも、中学で習う回転体(ある面をぐるっと回転させたらどんな図形になる?といった問題)や切り口(ある図形を切った時、切り口がどんな平面体になってる?といった問題)くらいはなんとなく想像できるかもしれません。
また三角柱や四角すいなどの面積を求める問題も公式さえ暗記すれば簡単な問題は容易に解けるでしょう。
けれど。
中2から証明問題が加わったら?
(2つの三角形を並べてどうして同じ三角形なのかなど文章で説明させる問題)
証明問題はぐんと学力の差が出てくる大事な単元です。
空間認識力もかなり問われます。(文章力もだけど)
この単元をクリアできるかどうかで、その後数学についてこられるかどうかが分かるくらい。
話が長~くなってしまいましたが、要は中学に入り数学についていけるかどうかは空間認識力にかかっている!と叫べるくらい重要な力な訳です。
だから、じゃあ小さい頃からブロック遊びで空間認識力を養おう!ということで、恐らくどの幼稚園や保育園にもブロックは置いてあるし、おもちゃ屋さんでも「子供の空間認識力を育てよう!」と宣伝しつつさまざまなブロックが並べられているんですが。
ここで一つ疑問。
「ブロック遊びが好きじゃない子はどうすればいいの~?」
そう思ったパパママもいるんじゃないでしょうか。
実はうちの娘もその一人。
1歳の時に実家で買ってもらったブロック。
正月にプレゼントしたラキュー。
どれも今も遊んでます。
遊んでることは遊んでます。
が、しかーし!
遊び方が足りないんですよねぇ…(泣)
男の子ってすっごくブロック遊びが好きじゃないですか。
あと、兄弟に男の子がいる家の女の子とか。
ウチは違うんですよね。
一人っ子のせいもあるのか?あんまり頻繁にはブロック遊びをしない。
もっぱらままごと専門(笑)
だから男の子に数学が強い子が多いのかなぁ…って思ったりもします。
でも。
私は諦めません(笑)
いろいろいろいろ… 考えた末、作りました。
名づけて「工作ブース」!
娘がよく遊ぶ場所の一角に置いたもの
- テーブルと椅子
- ハサミ、のり、両面テープ、色鉛筆、シールなどの文具用品
- いろんなものを入れた箱
最後のいろんなものを入れた箱をウチでは「工作ボックス」と呼んでます。
入ってるものは、紙・空箱・トイレットペーパーの芯・紐・布・折り紙・紙皿・紙コップ…とにかく(危険な物以外は)何でも入れてます。
最初は「これどうやって遊ぶの~?」と言ってた娘。
数カ月経った今では、時にEテレの「ノージーのひらめき工房」や「キミなら何つくる」を観てヒントを得たりしながら、自分で頻繁に色んな物を作ってます。
これは…長く続いてます。
ブロックやラキューとは違い、かなり頻繁に長く物作りを楽しんでます。
最初は危なげだったハサミ使いもいつのまにか上手に。
この前ダンボールを切っていて驚きました(笑)
また、先日とあるところで小学校1年生くらいまでの工作教室に参加したのですが、周りはパパママに手伝ってもらうことも多い中、娘はほとんどの工程を一人で頑張ってました。
ウチで娘だけを見てると全然分からなかったけれど、ハサミ使いやテープの巻き方など手が器用になっていることが一目で分かります。
勿論、肝心の空間認識力も。
先日、正方形のダンボールを工作ボックスに2枚入れておいた私。
娘はさっそく見つけてなにやら1枚を半分にチョキチョキ。
どうするのかな~と見てたら、その3枚を組み立始めました。
どうやら箱を作りたい様子。
そして
「ママ~。こことここの場所のダンボールがないの~。どうしたらいい~?」と。
ふむふむ。どの面が足りないかは分かっているんだなと思い、私がチョキチョキ。
全部で5枚になるように切ってあげました。
そして
「じゃあこの5枚で箱ができるから自分で組み立ててごらん」
3枚は長方形、2枚は小さな正方形。
ちゃんと作れました。
これにはびっくりしました。
もしかしたら空間認識力の高い子供であれば簡単にできる問題なのかもしれません。
でも娘には少し難しいかな?と思っていたので。
他にも本当に色んな物を沢山作ってます。
何か分からないものも沢山(笑)
でもそれらは空間認識力だけでなく娘の創造力も育ててくれるし、手先も器用にしてくれる。
何より娘が夢中になれる新しい遊び。
ブロック遊びはしなくても、工作で十分、空間認識力は培われます。
よかったらこの夏取り入れてみませんか?