寒いですね~。
一気に冬、です。
つい先日までは20度を越える日もあったというのに。
11月下旬ということを考えれば、今日の気温が普通なんでしょうね。
極寒💧
— 望湖@知育&絵本好き心理カウンセラー (@mocolinhos) 2019年11月28日
みなさん風邪ひかないで〜
無理しないで〜
80%ぐらいが上手く肩の力も抜けて案外良い結果に繋がります💕#応援
↑でも書きましたが、本当に今日のような寒い日は無理をせずに。
走るばかりでは息切れしてしまいますよ?
身体が悲鳴を上げる前に、休む癖をつけておくと心も身体もストレスがかかりにくい状態を保てます。
さて今日は、今の季節に読んであげたいこの絵本。
とても優しい優しい言葉に溢れた絵本です。
話の内容は、初夏小さなどんぐりが実って、春になり秋に落ちたどんぐりが若葉を出すところまで。
私は理科っぽい図鑑のような絵本ってそんなに得意ではないです。
淡々としてて読み応えがない、というか。
この絵本って理科っぽい図鑑のような内容だけど、ちゃんとストーリーがある。
どんぐりに関わる虫や動物や風や季節が、この絵本を情緒豊かな物語に仕上げてくれてるんです。
写真もね、とっても分かりやすく撮られているんですよ。
オトシブミがどんぐりの木の葉をくるくると巻き、ゆりかごを作る過程はとても興味深いし、どんぐりに穴を開けるゾウムシの長い口はとっても艶やかで堅そうに見えます。
私が特に印象的だったのは、地面に散らばったどんぐりと紅葉した木々。
知ってましたか?
どんぐりが落ちた後、木々は冷たい風が当たらないようにその葉を落とし、どんぐりを守るんです。
私は目から鱗でした。
種を蒔いて野菜や花を植える時、芽が出やすいようにわざと日陰に置きますよね?
芽は一般的に日が当たらず湿度のある状態が一番良く発芽します。
どんぐりの木々は葉を落とすことで、その最適な状態を作り出しているんです。
なんて自然って素晴らしいんでしょう!
落葉の下で小さな根を出すどんぐりの写真に、私は愛おしさすら感じました。
当たり前のことだけど、どんな小さな命にもドラマチックな一生がある。
そんなことを気付かせてくれた素敵な絵本でした。
ちょっと雰囲気がファーブル昆虫記に似た絵本かもしれませんね。
虫ではないですけど(笑)
他にも、13冊ほどシリーズとして出版されてるみたいなので色々読んでみたいと思います。