数日前とはうって変わって随分寒くなりましたね。
今日は炬燵で白湯飲んでます。
ちなみに、よく「甘酒飲みました」とか「はちみつ豆乳」飲みましたとか書いてるんですが、圧倒的に白湯の方が多いです。
一年を通して白湯を飲んでる感じ。
慣れるとこっちの方が美味しいんですよね。
歯の着色を気にしなくていいのも気に入ってます(笑)
今日は「ルール無しの日。5歳娘のはっちゃけた素行~そしてそこから得られるもの~」のお話。
ウチの5歳娘。
親の欲目から見てもなんですが、結構なきちんと女子。
いわゆる優等生タイプの子で常識的、先生に言われたことはきちんと守る派。
私の小さい頃によく似てるんですよねぇ(笑)
まぁそういう性格の私がそれなりに厳しく躾けて育った結果なので当然といえば当然なんですけど。
でも、以前から時々思ってたんです。
このままでいいのかな?って。
真面目一辺倒で楽しいのかなって。
私自身は結構大きくなるまで(正確に言うと高校生くらいまで)真面目に生きてきました。
けれどそれが楽しかったかっていうとそうでもない。
むしろしんどくって、その反動が身体に表れたこともあったり。
大学生になってから少しずつ自分というものを出せるようになり、気づいたら結構好き勝手やるようになってました(笑)
娘は私似。
このままいくと、私と同じように当分真面目から出られないような学生時代を送りそう。
私は私の歩んできた人生に不満はないけれど、娘には自由も沢山あるってことに気づいてもらって、真面目も自由もどちらも好きに選ぶような人生を歩いて欲しい。
そんなことを色々思って、ある日娘に「ルール無しの日」を作りました。
ルール無しの日、と言っても実際には朝起きてから幼稚園に行くまでの間。
ルールは3つだけ。
・幼稚園に行くまでは1回はトイレに行く
・歯磨きはする
・寝室では朝食は食べない
その3つだけ守ってくれれば何をしていても良いというルール無しの日。
(実質3つだけルールありの日と言うべきかな?)
だから、普段できないことをやっていい。
だから、いつものマナーやルールを無視してやっていい。
そんな日を作った訳です。
例えば、
パジャマで幼稚園へ行ったっていい。(先生に指摘されるのは彼女ですが…)
どこで朝食を食べたっていい。
朝のルーティンワークはお休みして何をして過ごしてもいい。
こんな感じです。
「ルール無しの日」を作ることで、娘が全くの自由を体感できる機会を作りたいと思いました。
新しいことを発見できるチャンスを作りたいとも思いました。
毎日の決められたルールやマナーに縛られず、母親の催促も受けず自由にいられる日。
子供って自由でいるようでいて、その実、色んなものに縛られているんですよね。
大人からしたら生活の一部となってしまっていることでも、子供にとっては自分を縛るルールでしかない日常の決まりごと…。
椅子に座って食事をする
顔を洗う
そんな小さなことすら、子供にとっては「ルール」だと思うんです。
大人になったら、例えば休日はダラダラ昼近くに起きたり、寝転がっておやつを食べてみたり、そういうことってありますよね。
でも子供、とかく小さい子供ってそういう日はほとんどない。
なぜならパパママや周囲の大人が子供に生活習慣を身につけさせている途中だから。
でも子供にも息抜きは必要。
そんな風に思って数ヶ月前から月に一度ペースで始めてみた訳なんですが。
まぁ面白い面白い!
「え?!?!」っていうようなことをどんどんやります(笑)
最近もちょうど「ルール無しの日」を設けたんですが。
ルール無しの日はTVの前でTVを観ながら朝食を食べたい娘。
私はお盆に娘の分の朝食を乗せてTVの前に置いておきます。
そこで、娘が言うんですよね。
「今日は、お着替えしながらゴハン食べるのー」
どうぞどうぞ。
観察してると明らかにやりづらそう(笑)
結局、やめたーって言ってお着替えしてからゴハン食べてましたけどね。
その後もかなりのはっちゃけっぷり。
TV観ながらおもちゃで遊びながら食事を進める娘。
お皿を持ったまま立って食事をしたり、寝転がって食べてみたり。
途中で部屋を走り回ってみたり。
まさにやりたい放題。
絶対に危ないこと以外は止めにはいりません。
飲み物をそれでこぼしたら黙って拭いてやります。
この日は基本、お小言も無しの日なので(笑)
見ていて本当に面白いです。
普段は箸遣いも綺麗、姿勢良く食事をする彼女。
「ルール無しの日」はまるで別人。
野猿?って思っちゃうほど。
でもすっごく、本当に良い笑顔をしてるんですよねぇ。
もう正に自由を謳歌してるって感じで。
ある程度、生活習慣の素地ができている年齢のお子さんなら一度やってみると面白いと思います。
真面目なお子さんであればあるほど、こういう時に本来の気質が垣間見えるはず。
普段我慢していれば我慢しているほど、初めは無茶なことをするかもしれません。
でも、月に一度ペースを繰り返していくうちに少しずつ落ち着いてきます。
大事なのは、子供の新たな一面を発見しようという気持ちで試してみること。
お小言はいけません。
できるだけ自由に。
大人だって自由な時間は好きでしょう?
最初にどうしても守って欲しいルールだけは最小限に決めておくと良いです。
ちなみに。
この「ルール無しの日」のことは主人以外は知りません(笑)
だって「子供に悪影響だ」と考える大人も多いと思うので。
けれど。
こういった日を設けて数か月経っても、娘は普段はきちんとしています。
1か月に一度だと最初に決めてあるので、すぐに「またやりたい」とごねることもありません。
多分こんなやり方じゃなくってもいいと思うんです。
たまに子供を思いっきり自由にしてあげるのはどうでしょう。
遊びの中だけでなく、普段の生活の中でも。
自由が好きなのは大人も子供も同じ。
子供も子供の社会の中でがんばっているんです。
子供のうちにきちんと生活する方法だけでなく上手く羽目を外しストレスを発散する方法も教えておく。
そうすれば、子供が成長して何か悩みができた時、人に迷惑をかけず自分を傷つけず、上手にストレスを発散できるようになると私は思います。