私を中心にして娘と大切なものがぐるぐる回ってます。

私の大事な娘、本など好きなものや気になるものについて書き綴ってます。

母乳育児 ~2歳6か月のおっぱい事情~

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こんにちは。

母乳育児を始めて早2年半が過ぎたママです。

 

いや~長かった!!

長いっ!!

 

現在進行形なんで長いです、長い!!

よく周りからも言われます。

「まだ続けてるの?」って。

 

そうなんです。

まだ続けてるんです。

母乳育児。

 

母乳神話が世間のママを苦しめてる昨今、それでも飲ませるのは6か月から1歳までがほとんど。

 

なぜって世の中のママは多忙。

お仕事復帰されるママはもちろんのこと、2人目、3人目を考えてる場合はおっぱいを止めなきゃ妊娠する確率はぐんと減ってしまうからです。

 

そんな中、専業主婦であり2人目予定のない私は延々とおっぱいを飲ませ続けてきました。

なぜ2年半もの間、母乳育児を続けてきたのか?

それは多分子供の免疫力アップと精神的安定を考えた時にそうしたいと思ったから。

 

ひとつめの免疫力アップですが、よく言われているのは「生後半年まで母乳から免疫をもらっている」という話。

でもね、母乳にはずっと免疫は残っているとも言われてるんです。

母乳をあげている限り子供は母乳から免疫を補うことができ、病気にかかりにくく健康でいられる可能性が高まる、という訳です。

 

うちは実際風邪を引きにくく、年に1回程度なので生まれてから風邪を引いたのは2、3回かな?

私よりも全然少ないです。

 

それから精神的安定。

色々な本を読んで分かったのは2歳は「分離不安」というものがあるということ。

2歳は外界への好奇心が増し、どんどん社会と関ろうとする時期です。

母親から「分離」しようとする時期と、同時に母親から離れる不安からまた母親の元に戻って甘えたいと思う時期でもあります。

それが「分離不安」。

 

これを知った時、母乳育児を長く続けたいと思ったんですよね…。

おっぱいを吸う行為って子供にとっては最強の癒し。

勿論、おっぱいが苦手な赤ちゃんもいます。

でも多くの赤ちゃんはおっぱいが好きなのも事実。

おっぱいを吸うことで理屈抜きに癒されて、その時だけは分離不安なんてのも全部吹っ飛ばせてしまえるなら頑張ろうって思えたんです。

 

けれど大変!子供が大きくなってからの母乳育児はママにとってデメリットばかり!

 世の中のママの多くはママがおっぱいを止める時期を決める「断乳」を選択しています。

子供が自然におっぱいを止めるまで待つ「卒乳」を選択しているママはわずか。

私は今まで2人しかそんなママに会ったことがないです。

それくらいの少なさ。

だから別に「卒乳」を薦めるつもりはありません。

だってママにとってはデメリットだらけだから。

 

体が疲れやすい(母乳=血液が持ってかれる)。

時間的拘束。

歯が生えてるから痛い思いをする。

吸う力が強いから痛い思いをする。

骨密度が下がる。

おっぱいが小さくなる。

好きな下着を着にくい。

 

ほんっとデメリットばっかりです。

こうやって書いてみるとびっくり。ほんとデメリットばかりなんだもの(涙)

 

実際、今まで続けてきて本当に大変でした。

現在はこれだけのデメリットですが、もっと子供が小さい時はひたすら白斑(乳頭炎)になり、痛みで泣きそうになりながら(時には本当に泣きながら)おっぱいをあげていました。

今よりも授乳量も授乳回数も多かったので身体的疲労が甚だしく、それに加え慣れない育児と家事…よく耐えられたと思います。

 

だからこそ。

母乳育児の有無はママ自身に選択させてあげて欲しいなぁと思います。

可愛い子供のために免疫力アップだの精神的安定をだのと言っても、ママがストレスを感じればそれは確実におっぱいから流れ出て子供の口に入ってゆきます。

 

そこに「おっぱいをあげたい!」という気持ちが多少なりとも含まれていれば良いけれど、ただ苦痛しか感じないのであれば、きっと赤ちゃんも「そんなに無理しないで…」って思う筈。

パパも子育てを見守る周囲の人達も、母乳育児を続けることにはメリットは多いけれどデメリットも多いんだと知って欲しいと思います。

 

ママは赤ちゃんを産んだ瞬間からかなり長い時間を赤ちゃんのために捧げなければなりません。

赤ちゃんを大切に思う気持ちは分かりますが、先々いろんなことを犠牲にしていかなければならないママの気持ちを汲んであげてください。

だから、心身ともに大変な母乳育児の有無はどうぞママ自身に自由に決めさせてあげてくださいね。

 

(ブログ「満腹女子」よりお引越し。2018.2.18作成記事 一部編集しました。)