「パパには言わないで!」
最近、よく娘の口から出てくるようになった台詞。
「パパには絶対言わないでね!」
大抵は娘が失敗した時や上手くいかなかったことについてです。
3歳でも女子は女子?!
大好きなパパには恥ずかしいところを見せたくない3歳娘について考察します。
今日の夕方のこと。
いつものごとくパパに電話。
「パパ~?いつ帰ってくる~?」
毎日お決まりの「帰る時間確認」電話です。
するとそれまで隣りで絵本を読んでいた娘が血相を変え、
「やめて!パパには言わないで!」
え?どうしたの?
「パパには言わないで!」
「自転車で転んだのパパには言わないで!」
スマホの前で叫ぶ娘。
お~い娘。パパに聞こえてるよ~。
電話口のパパも私自身もそうとは言えず顔がにやけてしまう。
だって可愛いんだもの。
その必死さ。
自分で墓穴を掘っているのに気付かないあどけなさ。
本当は、
「あのね、自分でパパに言っちゃってるよ?」
と言ってあげたいけれど、なぜか言いたくなくて、ただただにやけてしまう。
娘、ゴメン。
最近の娘はパパに自分の失態を見せたがらない。
私や義母に対しては平気なのに。
それはパパが男の人だから?
濁ってしまった大人の私はそんな風に邪推してしまう。
女性の本能的な部分が出てきたのかしら?ってね。
最近の娘は女子めいてる。
例えばおもちゃ。
ウチでは一切そういうのは買わないけれど、お店とかでプレゼントされるようなおもちゃは決まって指輪やブレスレットなどオシャレ系を選ぶ。
例えば声音。
パパが帰ってくると毎回大喜びだけれど、遊びに誘う時の声が私に対するソレとは明らかに違う。
「パパ~。来て~」
鼻にかかるような声。
娘、声が甘くなってるんですけど。
やっぱりパパとママは違うのかなぁ。
毎日ずっと一緒にいて可愛いところを沢山見ているのは私の筈なのに。
「パパは特別」みたいなその態度、ママはパパが羨ましい。
寝かしつけはママである私じゃないとダメで、怖い夢を見るとパパじゃなくママに来てくれる娘。
眠い時はパパじゃなくママに抱っこされたい娘。
私だっていろんな「特別」を貰っている筈なのに。
それでももっと!って思ってしまう。
きっとベッタリなのは今だけで、大きくなるごとにママから離れていくんだろうな。
「特別」がママとパパだけじゃなくて、いろんな人にその素敵な「特別」をあげちゃうんだろうな。
ジェラシー。
想像するだけでなんだかウルウルしちゃう…。
だから今は、「今」を本当に大事にしよう。
毎日、くるくると足にまとわりついて自分のペースで全然生活できてないけど。
娘が起きている間は娘中心で、自分の時間なんてほとんど持てないけれど。
でも大事に大事にしよう。