私を中心にして娘と大切なものがぐるぐる回ってます。

私の大事な娘、本など好きなものや気になるものについて書き綴ってます。

とにかく食べたくなる絵本(笑)「くだものぱくっ」

最近ちょっとずつ…おせちの準備を始めてます。

早いかな(笑)

でも、娘がまだ幼い今、年末にまとめて準備をする時間的余裕はまだなく…。

今から少しずつでもできたらと思い、冷凍できるものから始めました。

今日はお重に入れる筑前煮のさやえんどうを下茹でして冷凍しました。

まぁこんな程度ですが(汗)

近いうちにぜんざいに使う小豆を炊こうかなぁと思ってます。

 

今日の絵本は大人にも見て欲しい癒し系の一冊。

アートとしてもとても優れているなぁと思う絵本。

くだもの ぱくっ (講談社の創作絵本)

くだもの ぱくっ (講談社の創作絵本)

 

 「くだものぱくっ」です。

実はこれ、木版画の絵本。「浮世絵の手法で摺られた」と絵本カバーには書いてあります。

とにかく美しくとにかくリアル。

この木版画の絵本はシリーズものというか何冊も出版されていて「パンどうぞ」「ケーキやけました」「コロッケやけました」「スープになりました」があります。

どれも美味しそうで3歳娘が大好きなので全て読んだことがあるのですが、私の中ではこの「くだものぱくっ」が一番美しい!

「パンどうぞ」「ケーキやけました」「コロッケやけました」まではほとんど茶系というか…なんとなく木版画っぽかったんですよね。

いや、言われなければ木版画には見えない優しいタッチの挿絵で、言われたら「あぁそうなんだ」と思わせられる絵本、というか…。

で、「スープになりました」で色が鮮やかになり、「あれ?ちょっと変わった?」と思い、そして今回の「くだものぱくっ」。

一味違います。

ううん。二味も三味?も違う。

木版画と分かっているのに木版画のようには見えない。

木の固さは微塵もなく、独特の繊細さ、色の美しさといったら…。

バナナのつるりとした皮の触感、切ったメロンの瑞々しさ。

甘い香りが絵本から匂い立つよう。

 

前作までの絵本も娘は勿論大好きだったのですが、これは一度読んですぐに「もっともっと!」とせがむくらい気に入ったようで。

「ぱくっ」という台詞の都度、娘の口に絵本を近づけてやると美味しそうに食べる真似をしていました。

 

話は果物を食べるというシンプルな内容ですが、何度見ても見飽きない絵の美しさはアート好きな友人へのプチプレゼントとしても喜ばれる一冊。

勿論、ウチの娘のような食いしん坊な子供にもピッタリ(笑)

是非是非読んでみてくださいね。

 

 

くだもの ぱくっ (講談社の創作絵本)

くだもの ぱくっ (講談社の創作絵本)