乳幼児の言葉の発達に必要と言われるママからの話しかけ。
沢山話しかければ話しかけるほど良いと言われています。
でも、そうは言っても何を話せばいいんだろう?
そしてどんな風に話せばいいの?
子供への話し方に迷ってしまうママも多い筈。
そこで今日は子供へ話しかける際に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
ただ闇雲に話しかけるよりも、きちんとポイントを押さえて話せば子供の言葉の習得にも役立つし、何よりママも楽♪
よかったら試してみてくださいね。
ママの行動を実況中継をする
↑の記事でも少しお話しましたが、話しかける言葉が見つからない時はママの行動を実況するという方法があります。
例えばおむつ替え。
「今からおむつ替えしますよー」
「はい、足をあげようね」
「今日もたくさんうんちが出てよかったね」
「おしりきれいきれいで気持ちいいね」
といった具合です。
この話しかけのポイントは難しく考えないこと。
見たままを話していけばOKです。
「白いおむつを持ちましたよー」
「おむつを置きましたよー」
極端な話、そういうのでも良い訳です(笑)
この話しかけの大事なところは、子供に言葉のシャワーを浴びせることなので、ママが無理のない範囲で実況中継してあげましょう。
先を見越した言葉遣いをする
乳幼児期は短期記憶しかないと言われますが、それでも言葉はしっかりとその脳に蓄積されていきます。
なので目の前の育児に追われがちですが、数年先を考えた時、ママが楽できるような育児を心がけることが大切。
そのためには普段から子供に使わせたくない言葉を子供の前で言わないようにしましょう。
特に人を馬鹿にするような発言や言い回しは、まだ話せないからと侮っていると危険です。
子供が話せるようになってから周囲の大人が気をつけても、時既に遅し。
突然、子供が友達に言ったりして、結局はママが慌てる羽目に。
「ありがとう」をきちんと言えるような子供になって欲しければ、小さなことでも子供に「ありがとう」と言いましょう。
敬語が使えるような子供になって欲しければ、いつもでなくても時々子供に敬語で話しかけるようにすると良いでしょう。
綺麗な言葉を使えば綺麗な言葉が子供の脳に蓄積されていきます。
成長に合わせ言葉を足してゆく
これは少し言葉が出始めた乳幼児から実践すると効果がある話しかけです。
例えば目の前に白い犬がいたとします。
子供が「わんわん」と犬を指差して言った時、ママはどんな風に答えてあげますか?
「わんわんだね」「そうだね」というような言い方をしてしまうと、そこからボキャブラリーは増えていきません。
「わんわん いるね」と答えるのがベストな話しかけです。
これはなぜかと言うと、子供はまず名詞(わんわん、ママ、ブーブーなど)や動詞(行く、いた など)の一つの単語から話し始めます。
2語文はその次の段階です。
なので子供が単語を話し始めたら、その次の段階である2語文で返すようにしましょう。
そうすれば子供は2語文を習得しやすくなる訳です。
ここでのポイントは、子供が話した時、ママが言語習得の次の段階にあたる会話で返すこと。
段階毎にどんな話しかけをすればよいのか、詳しくは後日アップする「話し始めた子供の言語力を伸ばす話しかけ方とは?」にまとめたので参考にしてみてくださいね。
以上、乳幼児期の言葉の発達に役立つ3つのポイントを挙げてみました。
子供の言葉の習得は、話し始めた乳幼児期では終わりません。
自由に本が読めるようになるまでは近くの大人の手助けが必要になります。
「人よりも早く言葉が話せるようになったから」
そう思って親が満足して、次に繋がるような適切な話しかけをしてあげないと、子供の言語力はそこでストップしてしまいます。
子供の言語力が伸びればコミュニケーションをとりやすくなり、育児もぐんと楽になります。
子供が大きくなっても、ママが楽に子育てできるような下地を少しずつ作っていけるといいですね♪
(ブログ「満腹女子」よりお引越し。2018.2.16作成記事 一部編集しました。)