私を中心にして娘と大切なものがぐるぐる回ってます。

私の大事な娘、本など好きなものや気になるものについて書き綴ってます。

本好きなら誰もが経験したことのあるあの感覚。本に夢中になることの素晴らしさが伝わる「としょかんねずみ」の絵本。

寒いです。

極寒です。

炬燵の番しながらお仕事してます。

昨日は暖かかったですよね。

11月下旬とは思えないほど。

暖かい日と寒い日が交互にやってくると中々身体が寒さに慣れない…。

風邪が蔓延していて体調を崩している人も多いようなので、無理はせず、早めに受診して下さいね。

 

今日のお話は~。

「としょかんねずみ」

としょかんねずみ

としょかんねずみ

 

 私、この作家さんを知らなかったのですが、この図書館ねずみサムシリーズで人気の作家さんのようです。

なんとなく思いつきで手に取っただけの本だったのですが…とても素晴らしい本でした。

 

子供の頃、あなたは本が好きでしたか?

私は大好きでした。

昼休みも放課後も図書館に入り浸っていました。

家に帰ってからは手伝いも夕食もそっちのけで読んでいてよく怒られました。

夜は寝ているふりをして、明かりを布団の中に持ち込み本を読んでいました。

そしてそれもよく怒られました(笑)

 としょかんねずみサムはその頃の幸福感を思い出させてくれるお話です。

 

名前の通り、サムは図書館に住んでいます。

昼間は寝ていて、夜は起きて何冊も何冊も図書館の本を読み耽る…。

これって本好きにはたまらない生活ですよね!

私、子供の頃この絵本に出会ってたら、サムのことをとても羨ましがっていたと思います。

(今も、ですけど笑)

で、サムは本を書き始め、皆が興味を示し始めます。

「作家のサムに会いたい」という図書館長の言葉にサムがとった素晴らしい行動とは…。

 

賢く優しく思慮深く…、私はとしょかんねずみのサムが大好きになってしまいました。

本の帯にも書いてあるんですが、まさに「本を読むこと、書くことの素晴らしさを教えてくれる」絵本です。

幼児~小学校2年くらいまでのお子さんにピッタリのこのお話。

内容がとても素晴らしいので、プレゼントにも良いかも。

一度手に取ってみてくださいね♪

 

としょかんねずみ

としょかんねずみ

 

 

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完全に余談ですが、この絵本を読んでいると「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ作)を思い出してしまいました。

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

 

 子供の頃、ハードカバーをなけなしのお小遣いはたいて買った大切な本の一冊です。

(ハードカバーの装丁は物語に出てくる本と全く同じ作りになっているのでどうしてもこれが欲しかったんですよね…)

 

このお話の中の主人公は本が大好きで大好きで、頭の中はいつもファンタジーやスリル、冒険でいっぱい。

どうしても読みたくなった「はてしない物語」を本屋さんから盗んできて、学校の物置きのようなところで読み耽るんです。

 

としょかんねずみサムも「はてしない物語」の主人公も私も同じ。

本が好きで好きで頭の中にはいつも素晴らしい世界に溢れていた。

「としょかんねずみ」は本に夢中になっていた昔の自分を思い起こさせてくれる本当に素敵な絵本でした。