私を中心にして娘と大切なものがぐるぐる回ってます。

私の大事な娘、本など好きなものや気になるものについて書き綴ってます。

原作「アーヤと魔女」を5歳娘と読む。

ご無沙汰しています。

今日は七夕。

みなさんは何か予定をしてますか?

私はまっっったく‼︎何もする気がなかったんですけど、昨日スーパーのレジで並んでたら七夕特集をしてて。

思わずちらし寿司の素をカゴに追加しちゃいました(笑)

 

さて。今日は久しぶりに本のご紹介です。

8月に公開予定でもある「アーヤと魔女」の原作。

その名も同じ「アーヤと魔女」 

 

娘がCMか何かで観たのかな?この映画が気になったらしく。

YouTubeで予告を幾つか見せてあげてました。

で、その頃に運良く私が図書館で原作を見つけて、朝の読み聞かせ本となった訳です。

 

これから映画を観ようと考えてらっしゃる方も多いと思うので、内容は省きますが感想は。

 

いやー!!

もやもやする〜!

 

って感じでしょうか(笑)

 

これって「ハウルの動く城」の作家でもあるダイアナ・ウイン・ジョーンズの遺作(2011年没)らしくて。

 

 

もうもうもう…      謎が残ってるだらけ(泣)

アーヤが孤児院に来た秘密も、出生の秘密もその他謎を残したまんまなんです。

これから2作目、3作目が構想されていたんですよね、きっと…。

その原作は、読む私も聞く娘も引き寄せられた素晴らしく魅力的な世界観で作られていたので、続きを読めないなんて悲しい限りです。

それくらい本当に楽しくて「もっと読みたい!」と思わせてくれるようなお話でした。

 

メインキャラクターは誰もが個性的。

完璧に良い人なんて誰もいなくて、みんな何かを誰かを操ろうとしてる。

でもその人間模様がとってもビビットで刺激的で、お世辞にも「綺麗な」とは言えない魔法と相まってそれこそドロドロの魔女鍋みたいな(笑)世界を生み出してて。

 

あぁもう、思い出したらまた続きが知りたくなってしまった。

2作目は存在しないのに(泣)

ハウルの動く城」も、凡人には思いもつかないような魅力に溢れた面白い世界だったし、ダイアナ・ウイン・ジョーンズさんて本当に素晴らしい作家さんだったのでしょうね。

 

 

娘は本好きで暇さえあれば何かを読んでいるような多読家でもあります。

いつしか彼女が選ぶ本は、児童書やこういった大人でも楽しめるボリュームの本ばかりになりました。

 

私も普段は頻繁に本は読まないですけど元々は本好き。

自分が読んでいて楽しいと思えるような本を、娘に読み聞かせすることができて幸せな限りです。