こんにちは。
寒々とした空を部屋から見上げながら白湯を飲んでます。
月曜の朝はいつも戦場。
週明けなので娘の頭はポー。
朝のルーティンワークを段取り良く終わらせることが中々と難しいのです(汗)
加えて今朝は、最近始めた2桁+2桁(繰り上がりアリ)が思うようにいかず大号泣。
かといって「やめよう」と言っても聞かない負けず嫌いの娘。
なだめつつ、過去にご紹介した単語帳を使って分かりやすく教えるなどしていたら、あっという間に時間は過ぎ、ピアノと「トドさんすう」はお休みしました。
(単語帳を使っての足し算と「トドさんすう」についてはこちらの記事をどうぞ↓)
集中力がある日は解けるのに、集中力がない日は間違え多数…。
幼児学習あるあるですね(苦笑)
さて。
今日は「算数・数学ができない子供にしてあげられる1番大切なこと」のお話です。
すぐに答えを言っちゃいますが、それは「戻る」ということ。
例えば
1桁+1桁(繰り上がりアリ)でつまずいていたら、1桁+1桁(繰り上がりナシ)まで戻る。
それで、スムーズに短時間で解けるなら良いけれど、20問ほどやって3個以上間違えるようなら、さらに足して5以下になる足し算にまで戻る。
戻る場所は、子供がスムーズに短時間でストレスなく9割以上解ける場所まで、です。
これは、中学生にも応用できます。勿論高校生にも。
まぁ、ただ高校生の勉強を見てあげるっていうことはあまりないかと思うので、ここでは中学生までのこととして話します。
中学生で数学につまずいている子は大抵、分数計算が苦手です。
なので、分数計算から始めると良いです。
なぜこのお話になったかというと、きっかけは主人が持ってきた話で。
ある日、仕事先の小学1年生を持つママからこんな話をされたそうなんです。
その小学1年生は算数が苦手。
泣きながら宿題をすることもあるそうで。
できたら、ママも一緒に泣くのだというお話でした。
優しいママですよね。
そのお話を聞いて、「子供ができるところまで戻るのがいいのでは?」という提案をしました。
私は約7年間塾業界にいた経験があり、幾つかの塾の教育法を見てきたのですが、共通して言えることはやはり「戻る」ということ。
で、自分が教室長として仕事をしていた時も「戻る」ということを重視していました。
国語や社会、理科は戻ってもあまり効果は出ません。
ですが、数学と英語、特に数学は戻って分かるところから始めた方が短期間で高い効果が見込めるんです。
勿論戻ってやるだけで、点数アップができることも。
砂の基礎に建物を建てれば、その建物は崩れます。
まず基礎をしっかりしたものにすること。
算数や数学はそれが本当に大事な学問です。
本当に嫌いになってしまう前に。
プライドもあって、戻ることを嫌がる子供もいますが、算数や数学を苦手としている場合は一度戻ってみることをオススメします。
「これぐらい解けるよ!」と言いつつ案外時間がかかったりミスをしたりするものです。
四則計算(+、-、×、÷)や分数計算に時間をかけるのに過ぎるということはありません。
算数や数学の土台となるところなので、「スムーズに短時間でストレスなく9割以上解ける」ようになるまで根気良く繰り返してみましょう。
余談ですが。
最近2桁+2桁(繰り上がりアリ)を始めた5歳娘。
集中力がある時はなんなく解き、集中力がない時は簡単なところで間違える、という分かり易い状態(笑)
まぁそれは、2桁+1桁(繰り上がりアリ)を始めた頃にもよく見られた状態なので、今はあまり無理をさせずゆっくりと進めています。
2桁+1桁(繰り上がりアリ)も時間をかけて毎日少しずつ解くうちに慣れてきたのか、勝手に多く解くようになり、大して集中できない時でも正答できるようになりました。
おそらく2桁+2桁(繰り上がりアリ)も2か月後くらいにはなってくれるだろうと思っているので、気長に取り組みたいと思います。